Organic Fingered Bass

シルクのようなベースの指弾きサウンドと快適な操作性のベース音源

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主な特徴

iMacの画像

高音質、快適な操作性、そしてリアリティ

"高音質"のベース音源には、楽器の選別・調整・丁寧な演奏によるレコーディングと、ベースという楽器に関する深い知識と経験が必要です。また"快適な操作性"を実現するためには、サンプリング音源開発における独自のノウハウが求められます。そして"リアリティあふれるベースサウンド"を再現するためには、KSPプログラミングによる高度なアルゴリズムが必要になります。

Fujiya Instruments Organic Fingered Bassは、"高音質"+"快適な操作性"+"リアリティ" これら3つの要素を実現したエレクトリック・ベース音源です。

2つのパッチを収録

Organic Fingered Bassには2つのパッチが収録されています。1つは弦のビビりが多めのセッティングをサンプリングしたもの。もう1つは弦のビビりが少なめのセッティングをサンプリングしたものになります。楽曲の雰囲気に合わせて、お好みのサウンドを使い分けることが可能です。

弦の指定も思いのまま

ベースは同じ音程でも弦によってそのサウンドが大きく異なります。Organic Fingered Bassでは、各弦のサンプルを収録してあります。弦の指定はキースイッチだけでなく、自動的に選択される仕組みがKSPによって実現されています。オート選択時の設定も各弦の範囲をノブ(MIDI CC対応)を回すだけで設定できます。

弦指定のGUI

スライド、ハンマリング、プリング

ベースはスライド、ハンマリング、プリングによってそのグルーブが大きく変化します。レガートに入力するだけで音程差を検知し、自動で適切なサンプルが再生されます。スライドは1フレット分から12フレット分までの音程差のスライドを収録してあります。

レガートのピアノロール

人差し指、中指、オルタネイトを選択可能

キースイッチ1つで人差し指で弾いたサウンドか、中指で弾いたサウンドかを指定することが可能です。また、自動で交互にオルタネイトで演奏させることもできます。

指指定のGUI

One Shotのオン・オフが可能

ノートオフで音が止まるモードと、ストップノイズなどで音が止まるモードをボタン1つで切り替えられます。

ワンショットボタンのGUI

音を止める時の多彩な表現方法を実現

右手で弦に触れて振動を止める時に発生するノイズで音を止める、左手が弦から離れる時に発生するノイズで音を止める、無音で音を止める、スライドダウンで音を止める、といったことが各ノートを1つ入力するだけで、直前に鳴っていた弦とフレットを自動的に検知して、適切なサウンドを再生します。

ストップノイズのピアノロール

ミュートの入力にキースイッチが不要

直前に鳴っていた音程と同じミュートを入力したい場合は、A#0を入力するだけです。ミュートを多用する場合に、キースイッチの入力が大幅に削減できます。

ミュートのピアノロール

ビブラートのエディットも簡単に

ピッチベンドの入力が苦手な方でも、簡単にビブラートをかけることができます。F0のノートオンでピッチベンドアップ、ノートオフでピッチベンドダウンするようになっています。ビブラートの深さもノブを回すだけで設定できます。

ビブラートのピアノロール

フレットボードモニターで視覚的に動作を確認

フレットボードモニターが搭載されたことで、打ち込んだデータがどのように再生されているかを視覚的に確認することができます。どの弦のサウンドが再生されているかを確認するためにも、フレットボードモニターが非常に役に立ちます。

フレットボードモニター

ハンドノイズもノート1つで入力

左手がフレットを移動する際に発生するノイズもB-1を入力するだけでランダムにサンプルが再生されます。よりリアルな打ち込みが可能になります。

ハンドノイズのピアノロール

アンプシミュとの組み合わせで多彩なサウンド

良質なアンプシミュと組み合わせることでサウンドバリエーションはさらに広がります。Plugin Allianceのbassdude、Positive GridのBIAS FXBIAS AMP、OverloudのMark Studio 2、SoftubeのBass Amp Roomなどがおすすめです。アンプシミュをかけていないサウンドから、それぞれどのように変化していくか、ぜひお確かめください。

ユーザーズボイス

Fujiya Instruments Organic Fingered Bassはプロの方々からも評価されています。

渡辺将也氏の写真
Play Demo

Fujiya Instruments Organic Fingered Bassは丁寧に組み込まれたベロシティレイヤーと豊富なグリッサンドが生々しいニュアンスを提供してくれます。その上その生々しいサウンドは簡単な操作で得ることができ、作業の効率を高め、アイデアの鮮度を保つことにも一役買うことでしょう。非常に軽量かつ高品質でそのまま楽曲に使用することをためらわない音源ではありますが、その生々しいニュアンスはベーシストに渡すデモとしても最適です。私のように『現場でエレクトリックベースをレコーディングして差し替える』そんなクリエイターにもおすすめの音源です。

渡辺 将也(わたなべ まさや)

  • サクソフォーン・フルート奏者、作編曲家、オーケストレーター。
  • 第4回日本ジュニア管打楽器コンクールサクソフォーン部門金賞。
  • サクソフォーンを中心にマルチリード奏者としてライブ・レコーディングサポートを行う他、舞台・CM・映像・ゲームへ作編曲作品を提供している。
  • 清水ミチコ 全国ツアー、ゆず「BS民放5局 共同特別番組 ハレブタイ!」他、制作演奏ともに提供多数。
かみじょう氏の写真
Play Demo

Fujiya Instruments Organic Fingered Bassは、その名の通りナチュラルな音で使い勝手が良く、今まで使用していたどの音源よりも操作性が良いです。 特に気に入った部分は、レガートにするとグリッサンドに自動で演奏してくれる機能が素晴らしいことです。 ここまでスクリプトがしっかり組み込まれていて、かつ音楽的に演奏できる素晴らしい音源は、国内・海外問わず少ないと思います。 その素晴らしい音源に今回GUI制作として協力できたことはとても嬉しく思います。

かみじょう ゆうや

  • フリーの作・編曲家
  • 数多くのサンプリング音源を開発しているAuroraSampleの代表。
  • Fujiya Instruments Organic Fingered BassとSlapped BassではGUIのグラフィックも担当している。
吉松氏の写真
Play Demo

指弾きのエレクトリック・ベースはとても使用頻度の高い楽器なので、 高品質ながら軽くて安定している事はFujiya Instruments Organic Fingered Bassの大きな強みです。 通常のパッチは粒揃いで優秀なパフォーマンスを提供してくれます。 そしてBuzzパッチは弦のビビリを多く含んだリアルな音なので 叙情的なボサノバや激しいロック等、曲のアレンジに合わせた選択が可能です。 スライドの速度は2種類あり、豊富なグリッサンドはまるで本物のベースのように自由度が高く 様々なテンポや状況に合わせて最適な音を出してくれます。 日本生まれのソフト音源なので、日本語でサポートを受ける事が出来るのも嬉しいですね。 今ではプロジェクトを立ち上げてまず起動する音源の一つになりました。 楽曲作りには欠かせない最高のパートナーですね。

吉松(よしまつ) たつゆき

  • 作・編曲家。歌って踊れるパソコン奏者
  • NGT48デビュー・シングル「青春時計」特典映像の音楽を担当
  • 「箱庭えくすぷろーらもあ」の楽曲を担当
  • その他、ゲームや映画にも数多くの楽曲を提供
  • 楽曲コンテストでも数多くの賞を受賞

仕様

概要 Native Instruments社 Kontakt専用 エレクトリック・ベースの指弾き音源
サンプリングした楽器 アクティブタイプのエレクトリック・ベース(CelinderのAura4)
必要環境
  • Kontakt5.8以上、Kontaktが動作するPC
    (Kontakt PLAYER対応ではありません。)
  • アンプシミュレータ
    (本ライブラリはDI録音です。)
Kontakt 5.8以降 ◯(動作します)
Kontakt Player X(動作しません)
Komplete 8 Ultimate 以降 ◯(動作します)
Komplete 8 以降 ◯(動作します)
Komplete Elements X(動作しません)
容量 5.9GB(非圧縮)※一部のサンプルはOrganic Slapped Bassと共通です。
サンプル形式 24bit 44.1kHz
収録サンプル数 約2,000
収録されている奏法のサンプル シングルサステイン(人差し指、中指、弦別)/ シングルミュート(人差し指、中指、弦別)/ ハンマリング(自動検出対応、弦別)/ プリング(自動検出対応、弦別)/ スライド(自動検出対応、速度2段階切り替え対応、弦別)/ ナチュラルハーモニクス(弦別)/ グリスダウン(弦別)/ グリスアップ(弦別)/ ハンドノイズ/ ストップノイズ(弦別)/ リリースノイズ(弦別)
モード
  • モノモード
ベロシティレイヤー 最大 4
MIDI Yoshimatsu Demo

動画

各種ダウンロード

マニュアル マニュアル (PDF)

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注意事項

  • 本製品を利用するためにはKontakt5.8以上の製品版が必要です。Kontakt Playerでは時間制限のあるデモモードでしか動作しません。
  • 本製品はDI録音であるため、別途アンプシミュレータが必要となります。
  • 環境によってはより高性能のPCが必要になる場合があります。環境によって引き起こされる問題に対しての保証はいたしません。
  • 本製品以外のDAWやプラグインが引き起こす問題よって本製品が正しく動作しない可能性があります。その場合の動作保証はいたしません。
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